バラエティ富んだ魅力に迫る、南部アフリカの国々|旅行ブログ

チョベのゾウ

今回の旅の目的地は、アフリカ大陸最南端の国、南アフリカ共和国と隣接するジンバブエ、ザンビア、それにボツワナを加えた4ヵ国。
世界三大瀑布のひとつビクトリアの滝、動物の楽園チョベとクルーガー、アフリカ大陸有数の大都市ケープタウンへ。
南アフリカのヨハネスブルク空港に降り立つと、出発前に描いていたアフリカのイメージとは大きく異なることに驚く。

世界中の航空会社の機体が並ぶ大空港の周囲には日本の大都市と見間違うくらいの巨大なビル群が建ち並び、この国のどこに動物が暮らしているのだろうと思う。

ヨハネスブルクから空路、ジンバブエへ。
今度は一転して、イメージしていたアフリカらしい風景だ。
ビクトリアの滝の水煙を遠くに眺めながら、赤茶けた大地を車で走りボツワナへ。
目指すは3ヵ国の国境に接しているチョベ国立公園。
この旅最初のサファリの舞台はこの国立公園を流れるチョベ川だ。
水辺は動物たちにとって命の水を得られる楽園であり、より強い者に襲われる危険のある戦地でもある。
幸運に恵まれれば、そんな厳しい野生動物の営みが見られる。 

チョベのボートサファリ

チョベ国立公園のボートサファリ

翌朝は、動物を探してジープでサファリへ。 間近で見るゾウやキリンは、巨大で大迫力だ。 ライオンやサイなどの大物が姿を現すと、ドライバー同士が無線で即座に情報交換し、現場に急行する。 大物が見られて喜ぶ我々の傍でドライバーもうれしそうだ。

チョベのゾウ

チョベのゾウ

次の目的地はビクトリアの滝。 ジンバブエとザンビアにまたがる壮大な滝で世界三大瀑布の一角に挙げられる。
展望台と滝との距離が近く、水量が多くなる時期は水煙に阻まれて滝が見えないほどだ。
滝に沿った遊歩道を歩くと、風向きによっては大量の水しぶきをかぶることとなる。 頭からすっぽるかぶる合羽を用意しよう。
欧米人は水着にTシャツのような服装で、むしろ濡れることを楽しんでいるようだ。

ビクトリアの滝ジンバブエ側
ビクトリアの滝ジンバブエ側​

ケープタウンへ

続いては南アフリカのケープタウンへ。 街の目の前には大西洋、背後にはテーブルマウンテンがそびえ、海沿いには瀟洒な大邸宅が並ぶ。
まずはテーブルマウンテンに上る。 65人乗りのロープウェーは、なんと床が360度回転しながら上昇していく。 したがって、いながらにして山の景色も海の景色もすべて楽しむことができる。

テーブルマウンテンへ

 

山上は自然の形成とは思えないほど平らで、ケープハイラックスなどの野生動物のほか、なんと1470種類もの植物が生息しているとされている。

眼下に見えるマンデラ元大統領がかつて収容されていた監獄のあるロベン島や大西洋の景色だけではなく、足元のこれらにも目を向けてみよう。

テーブルマウンテン山上より

続いては車に乗って海岸線を走り南下していく。
目指すのはアフリカ大陸最南西端の地、喜望峰。
大航海時代には船乗り達に‘嵐の岬’と恐れられた難所だ。

一帯はこの地特有の植物が多く、世界遺産に指定されている。
かつての大航海家の記念塔や野生のダチョウ、バブーンを見ながらさらに進もう。

最南西端とされる場所には緯度経度を記した看板があり、人気の写真スポットになっている。

喜望峰

さらにはかわいらしいケーブルカーと徒歩で灯台ケープポイントを目指そう。ケープポイントの灯台まで高台を上がっていくと、喜望峰や広大な大西洋の絶景だ。
この日は嵐の岬とまで恐れられた面影はなく、穏やかな海面が広がっていた。

ケープポイントより喜望峰と大西洋を見渡す

最後の訪問地、クルーガー

毎日の観光がハイライトの連続で、あっという間に最後の訪問地へ。
南アフリカ最大の野生動物保護の国立公園、クルーガーだ。

今回は国立公園に隣接した私営動物保護区のロッジに滞在する。
リゾートと呼ぶのが自然のように洗練されている。
また国立公園と異なり私有地なので、サファリでより動物に近づけるのがメリットだ。

ここでは最低でも2泊してサファリに特化した1日を過ごそう。
クルーガーではキリン、シマウマといったサファリの人気者だけではなく、ビッグ5(ライオン、ヒョウ、ゾウ、サイ、バッファロー)を見つけるチャンスがあるのだ。

 

ライオン
シロサイ

まずは朝。
コーヒーやクッキーで軽くエネルギーを補給したら夜明けと同時くらいにロッジをサファリカーで出発。
屋根や窓がないオープンタイプの車なので、植物や動物の香りが入り混じったアフリカの風を感じられる。

約2時間のサファリを終えてロッジに戻ると朝食の時間だ。
昼食前後の時間はロッジ内のスパを利用(有料)したり、サファリで見られた動物を書きとめたりして、のんびり過ごそう。人間と同じで動物も暑い日中は木や草の陰で休憩するのでサファリには適さない時間帯なのだ。

夕暮れ時になったら、再度サファリに出発。
ドライバーは足跡や糞を目印に動物の行動を推測して先回りする。また、動物ごとの特性も把握して危険でないぎりぎりの距離まで近づこうとしてくれる。
ドライバーはレンジャーの資格を持っており、資格を習得するための大学があるのだそうだ。

ゾウがこんなに近くまで
キリンに見られている

アフリカと聞くと危険で不自由な旅を覚悟する向きもあるが、今回の旅ではまったくそんなことはない。
旅行中に接する人々はみな人懐っこく親切で、食べ物は肉魚野菜のバランスよく特産のワインも美味しい。
ホテルも現代的な高級ホテルから自然に溶け込んだようなサファリリゾートまでバラエティ豊か。

今後、さらに人気になることは間違いなさそうだ。

チョベのゾウ

ビクトリアの滝と喜望峰へ
チョベとクルーガーでサファリを満喫する 南部アフリカ周遊 9日間

【ご出発日】
2019年10月12日(土)、11月9日(土)※2020年1月18日(土)※、2月15日(土)、3月7日(土)
※8名様限定となります。